◆『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』池内 了 著(みすず書房)

本書は、従来の科学倫理のテキストには欠けていた「科学者は軍事研究に手を染めるべきでない」というテーマを正面から唱える書です。第一次世界タイセイ、ナチスドイツにおける科学者、日本における戦時動員体制、防衛省創設の委託研究制度「安全保障技術研究推進制度」の詳細、大学と科学者コミュニティー、AI兵器、ゲノム編集、デュアルユース(軍民両用技術)の在り方まで、軍学共同の問題の全体像を 、主として若手研究者向けに記しています。本書の詳細はこちらをご覧ください。

◆『戦争・731と大学・医科大学』(文理閣)

2016年8月15日発行 定価:本体3600円+税  本書は、2015年の戦後70周年を機に刊行された『NO MORE 731 日本軍細菌戦部隊』(文理閣、2015年)に次いで、「15年戦争と日本の医学医療研究会」が世に送る書です。かつての医学者・医師たちの犯罪を改めて問いただし、「医の倫理」の確立と軍事研究復活阻止のために本書が役立てられることを願っています。本書の詳細は文理閣のホームページをご覧ください。

◆『亡国の武器輸出―防衛装備移転三原則は何をもたらすか―』池内 了+青井未帆+杉原浩司 [編](合同出版)

2017年9月15日刊行。定価=本体1650円+税

戦後70年間、日本は「戦争をしない国」を築き上げてきました。政府も、「武器輸出禁止三原則」を「平和国家であること」の基本原則として宣伝してきました。ところが近年、「防衛装備移転三原則」により軍需産業強化の政策が進められ、軍産学複合体が動き始めています。本書は、「武器輸出大国」への進行を食い止めるため、今、私たちが何をなすべきかを考えるための論点を示します。本書の詳細は合同出版のホームページをご覧ください。

◆「軍学共同」と安倍政権(新日本出版社)

多羅尾光徳/池内 了/山崎正勝/西山勝夫/河村 豊/土井 誠/竹内 真 著(2017年6月25日発行) 本体2000円+税

◆雑誌『季論21』2017年春号 【特集1】「学」を踏みしだく「軍」

「学」を踏みしだく「軍」 という特集が組まれています。 2017年4月20日発行 定価1000円(本体価格926円+税) 詳細は 本の泉社のホームページをご覧ください。

◆『全大教時報』Vol.40が軍学共同を特集

全国大学高専教職員組合(全大教)発行の『全大教時報』Vol.40が、「国立大学と軍事研究 ~日本学術会議の新たな動向をにらみながら」という特集を組んでいます。 2017年2月10日発行 『全大教時報』のホームページをご覧ください。

◆雑誌『現代思想』2016年11月号 特集=大学のリアルー人文学と軍産学共同のゆくえ(青土社)

「大学のリアル―人文学と軍産学共同のゆくえ」という特集が組まれています。 2016年10月27日発行 本体価格1300円+税 詳細は 青土社のホームページをご覧ください。

◆岩波ブックレット『兵器と大学―なぜ軍事研究をしてはならないか』(岩波書店)

池内 了・小寺隆幸 編 (2016年9月29日発行) 本体価格660円+税

◆『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(あけび書房)

池内 了・古賀茂明・杉原浩司・望月衣塑子 著 (2016年9月23日発行予定) 本体1500円+税

◆岩波新書『科学者と戦争』(岩波書店)

池内 了 著(2016年6月21日発行) 本体780円+税

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