署名して下さった方々からのメッセージ

(専門分野:美術 所属組織:女子美術大学 短期大学部  2017-02-06 08:42:29)
戦争ができる国にしてはならないのです。
(専門分野:法律 所属組織:信州大学法科大学院 2017-02-06 08:20:21)
学術、科学は、人類の幸福と平和のために使われてこそ意義があります。広島、長崎の悲劇をすべての科学者、学者、研究者は忘れてはいけないと思います。戦争や人類滅亡につながる研究は、悪魔の研究であり、科学の名に値しません。学問、研究の自由
は何より大切だと思い、署名に参加します。
(2017-02-06 03:35:54)
本制度の根本的な問題は、本要望書が簡潔に示しているように、軍事的視点から科学を解釈・利用するための環境を整えるべく莫大な資金を軍事行為主体たる国家が投入することにあります。

①にあるように、「基礎研究」なるものが「軍事研究」への発展可能性からのみ規定されることとなり、このことは基礎研究の本来的意義を歪めることとなります。そのための環境整備として、②研究成果の公開/非公開を防衛装備長の確認を要するものにすることがあります。これは「公開」という学問的インセンティブを軍事研究の方へと向かわせることを可能にする一方、そもそも学問の萎縮を招くでしょう。またあけすけなのが前文にある通りの予算の激増であり、そもそも15年から16年にかけ応募総数が半減しているにもかかわらず110億円もの予算をつけようとしているわけで、言ってしまえばこれ自体が新しい軍産複合体のかたちへの第一歩となると判断されても仕方ないものであります。なおこの政治性を明らかにするには、③にあるように、しばしば用いられる「デュアルユース」なる言説を確認するだけでいいでしょう。

こうした軍学共同への大幅な一歩及びその実践は、結果として科学への国民からの信頼を大きく失墜させることにつながります。戦時中の科学者の反省もさることながら、戦後においても「科学技術」は政治と共同しつつ公害を引き起こし、原発を誘致し、医療倫理を傷つけています。市民と科学技術がいかに手を組み、それを民主的決定のなかに組み入れていくかという課題を目前としているにもかかわらず、今回の制度は防衛装備庁が実質的に研究者を「囲い込む」ことによって、科学を人々の手から遠ざけつつ、軍事的見地から解釈されたものへと変質させる内容となっています。これは結果として、a. 意思決定過程としての科学の民主的コミュニケーションからの意図的な逆行、b. 科学の軍事利用に伴う信頼の低下、を招くものです。

言うまでもなく、日本は憲法9条を持つ国家であり、昨年夏の安保法制への大きな反対運動から見てもわかるように、軍事化へ進むか否かといった点は大きな論争的な政治イシューであります。よって、国会審議を慎重に経たうえで制度の導入がなされるべきです。しかし憲法審査会で「自民党側」の参考人でさえ違憲の烙印を押した安保法制にかんし強行採決を行ったという前例がある以上、安倍政権に
(専門分野:日本語教育 所属組織:お茶の水女子大学 2017-02-06 02:15:31)
異常な時代に足を踏み入れつつあると思います。自国の利益に気を取られ、自らの基盤を破壊する行為としか思えません。
(2017-02-06 02:14:42)
防衛装備品移転という名の兵器輸出、国家ぐるみの兵器商人化には反対します。
(専門分野:科学記者、編集者 所属組織:フリーランス 2017-02-06 02:07:52)
科学動員の急先鋒だった小竹無二雄(小生が師事した研究者の恩師に当たります)に限らず、ほとんどの科学研究者は敗戦時、日本は科学研究が遅れていたから戦争に負けたと考えていたふしがあり、研究者がどれだけ平和へを希求する気持ちを抱いてきたかについては多いに疑問を抱かざるを得ません。
70年安保が成立したのち、一方で学生運動が抑圧され、学生の政治意識を萎えさせる策動が急速に進行する傍ら、産官学連携の名のもとに進んださまざまな大学の右傾化、取りわけ、総合科学技術会議の誕生と発言力の強化、学術会議の無力化、有馬朗人文科相在任当時に進められた大学法人化、宇宙開発の軍事化などの動きが大きく影響して、大学研究者が研究費獲得競争の走狗と化したのをきっかけに、アカデミアの危機意識と平和志向は完全に機能不全をきたしたと言えます。
今回の防衛省によるデュアル技術開発への研究費のばらまきと拡充は、以上のような動きの延長上に予想されたものと言えます。
科学研究者、取りわけ戦後生まれの研究者たちの危機感の希薄さにあきれ果てています。猛省を促さざるを得ません。
(2017-02-06 02:06:07)
日本は戦争を放棄した平和国家です。
軍事利用のための科学技術研究開発など許されません。
大学での政府助成に依る軍事技術研究に断固反対します。
(2017-02-06 00:19:25)
かつてアイゼンハワー大統領が警告した軍産複合体の危険性。軍事が突出した社会である米国を反面教師に、大学研究者の良心にかけて、日本の未来を歪める軍産学共同に加担しないようお願いします。
(専門分野:精神科医 2017-02-06 00:15:08)
ヒポクラテスの誓い、『依頼されても人を殺す薬を与えない。』を守ります。
(2017-02-06 00:05:00)
安倍政権になってすべての方向に世の中が悪くなった。武器商人、稲田安倍の思いのままなんて許せない。あの国会答弁のまんま、反知性主義者たちにこのまま学問の砦まで崩されたら後がない。
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